Stonewall's Last Battleのシナリオ「Brandy Station」を対面でプレイしました。僕は北軍を担当し、ゲーム終了までに要した時間は約1時間です。

Bevery Fordにおける最初の戦闘で攻撃側に1ステップの損失が生じ、続く2回目の攻撃でもRappahannock川を渡ることができず、さらにはKelly's Fordを渡る部隊の移動力も低く、南軍のHampton率いる強力な騎兵旅団がStevensburgを確保してしまうという、北軍にとっては非常に暗い幕開けとなりました。

Bevery Fordでの渡河は3回目の攻撃で何とか達成したものの、北軍の右翼は既に疲労の(疲労マーカーの)色が濃くなっており、南軍は北軍が1VPを獲得できるFleetwood Hillを放棄し、整然とした防衛線を構築していきます。北軍は右翼側に残された最後の騎兵1個師団を大きく迂回させてCulpeperへの到達を試みました(下の画像)が、あと少しのところで南軍の騎兵に捕まって足を止められてしまいます。

Stonewall's Last Battle by Toshi Takasawa, on Flickr

敗色が濃厚になった北軍は最後のギャンブルに出ました。南軍の防衛線中央にあった1ヘクスの隙間にKilpatrickの騎兵旅団を強引に割り込ませ、そのままCulpeperに到達させてしまったのです。Fleetwood Hillを占領していることと合わせてVPの合計は2となり、北軍の勝利が見えてきました。

南軍はMcLowsを動かして反撃を試みますが、北軍は運よくCulpeperから離脱し、Fleetwood Hillの守りを固めることに成功します。McLowsによるFleetwood Hill奪回の試みは失敗に終わり、ゲームは南軍の勝利に終わりました。

Stonewall's Last Battle by Toshi Takasawa, on Flickr

+4南軍最低限の勝利
+2Culpeper
+1Fleetwood Hill
+2南軍損害
-1北軍損害

感想

このシナリオで最初におこなわれるBevery Fordでの2回の戦闘の結果が極端なものであった場合、ゲームがつまらなくなってしまうのではないかと思っていましたが、今回は終盤まで緊張感の途切れない面白い展開になったと思います。

ゲームの途中に南軍がCulpeperの東にユニットを並べたのを見て、「あ、騎兵がスクリーンを張るということはこういうことなのかもしれない」と思いました。このシナリオが扱う戦闘における北軍の目的は、Leeの軍がCulpeper付近にいるのかどうか、または南軍がここを通過したのかどうかを調べることだったらしいです。そう思うと、シナリオには登場しない南軍歩兵ユニットたちがマップ上に見えてくるようで、そしてマップ上の南軍の騎兵たちはそれを必死に隠そうとしているようで、とても興味深かったです。

両プレイヤー共に敵軍ユニットの位置や状態を常に見ることができるGCACWシリーズは、ダミーカウンターを使うゲームのように戦場の霧を提示することができませんが(そういうバリアントルールはありますが)、今回のプレイでは南北戦争当時に騎兵が担っていた偵察任務とスクリーニングというものについて、そしてBrandy Stationの戦いから1ヶ月も経たないうちに、騎兵の不在によってLeeがGettysburgで苦労したことについて、ちょっとだけ理解できたような気持ちになれました。

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Last-modified: 2014-10-13 (月) 10:52:26 (1826d)