McClellan's Opportunity (HCR) PBEM

ADC2を用いてプレイしました。プレイ期間は2005年8月31日~2006年2月11日、筆者は北軍を担当しました。

右の画像はセットアップ時の状況です。シナリオは、サウス・マウンテンの戦いの直後、そしてアンティータムの戦いの直前に始まります。

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第1ターン

北軍は疲弊している2個軍団(HookerとCox)を休ませ、その後ろにいる2個軍団(SumnerとMansfield)は北を迂回する進路(A)でサウスマウンテンを越えることにした。南軍はHagerstownから南下してきたToombs(B)の旅団で北軍の前進を阻止しようと試みたが、10倍を超える戦力の前に同旅団は壊滅した。

Boonsboro付近の南軍はそのままの位置にとどまったが、北軍がその左翼に攻撃をかけて後退させる(C)ことに成功した。

JacksonはHarpers FerryからSharpsburgへと向かったものの、部隊の休息を優先させてPotomac河畔まで前進(D)しただけでこの日を終えた。

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第2ターン

Hookerの軍団はAntietam川を渡ってSumnerと合流した(A)が、Jacksonがこれを捕捉してMeadeの師団を敗走させた(C)。これに対して反撃をおこなった北軍はLawtonの師団を敗走させた(D)。

Coxの軍団はSouth Mountainの出口で南軍を攻撃したものの失敗し(E)、その前進は大幅に遅れてしまった。北軍はFranklinの軍団を用いて南軍を圧迫したものの、南軍はAntietam川とElk Ridgeに布陣してこれに対抗した。

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第3ターン

Harpers Ferryから来援したAP HillがJacksonと合流し、北軍の右翼に襲いかかった(A)。この攻撃によりHookerの2個師団が敗走した(B)。

北軍は右翼の部隊を引き抜いて左翼に回してAntietam川を渡り(このとき使われた橋は、後にPorter橋と呼ばれることになる)、Sharpsburgの南側を制圧した。これにより、あと1ヘクス前進することで、既にすべて疲労レベル4となっているPotomac川以北の南軍の連絡線をすべて断ち切ることができる状態となった。

南軍は最後の望みをかけてHarpers Ferryの部隊による攻撃を実施し(D)、北軍の1個師団に大損害を与えて敗走させた。しかし、これによって守備隊が不在となったHarpers Ferryが北軍に無血占領されることとなり、勝敗は決した。

+ 5北軍最低限の勝利
+ 6Harpers Ferry
+19南軍の損失
-20北軍の損失

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感想

有名な会戦そのものよりも、その前後の機動にフォーカスしていることの多いGCACWシリーズにおいて、サウス・マウンテンの戦いの直後からアンティータムでの決戦までという、非常に劇的な期間を切り取り、3ターンという手頃な規模でシミュレートするこのシナリオはとても魅力的だと思います。

さらに、両プレイヤーにはいくつかの決断が用意されています。北軍はSharpsburgとHarpers Ferryという2つの目標を持っており、疲弊してゲームを始める2個軍団を休ませるか、そのまま参戦させるかを決断しなければなりません。南軍はHarpers Ferryからの増援とどこで合流して防衛線を設定するかを決断し、場合によっては反撃をおこなって北軍のVPを削らなければなりません。さらに、AP Hillが決戦場にまにあうかどうかというサスペンスも用意されて、至れり尽くせりです。

3ターンのシナリオとしては若干重めではあるものの、GCACWシリーズのルールに慣れたならば、是非一度は試してみる価値のあるシナリオだと思います。

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Last-modified: 2014-10-13 (月) 10:52:14 (1828d)