• シナリオ:Ceder Mountain
  • プレイ日: 2002/04/20
  • プレイ法: 対面
  • 筆者担当: 北軍
  • 所要時間: 約120分
  • 備考:標準ルールを使用。選択ルールは使用せず。
Ceder Mountain プレイ中の状況

序盤、南軍プレイヤーはEwellとWinderをRapidan駅南の浅瀬に迂回させ、残りのJackson麾下の部隊をまっすぐに北上させてきました。北軍はまずは後方のSigelをCulpeperに向かわせ、BanksはCulpeperの南2ヘクスに集結させました。北軍全部隊が集結する前に南軍に遭遇するのはあまり得策ではないと思うのですが、北軍を幾分積極的に動かすことにします。このシナリオは南軍有利とされているのですが(GCACW標準ルールには「北軍のVPに+7するとバランスが取れる」と書かれています)、今回は南軍担当プレイヤーがこのシナリオ初プレイであることを鑑みて、オリジナルの勝利条件がどの程度妥当であるかを検証してみたかったためです。

2ターンに入り、渡河点においていくつかの騎兵退却がおこなわれた後、Jacksonに率いられたA.P.Hill師団と、Banks麾下の4ユニットがCulpeper南方で交戦し、双方に少しずつの損害が生じました。北軍はそのままJacksonの包囲すべく、Culpeperの北にいたRicketts師団を呼び寄せましたが、移動力のダイスがふるわず包囲はなかなか実現しません。

一方、Jacksonと離れて幾分遅れ気味に進撃してきたEwellとWinderを妨害するために配置されていた北軍騎兵を、南軍Robertson騎兵旅団が襲撃してきました。筆者は「騎兵は騎兵に対して騎兵退却できない」というルールをすっかり失念しており、北軍騎兵は次々と包囲、撃退されていくのを言葉なく見ていることしかできませんでした(涙)。

Robertsonの活躍によって生じた突破口をスルリと移動してきたWinderがBanks麾下の全部隊とヴァージニア軍司令官Popeをほぼ包囲しました(5ヘクスが塞がれた状態)。非常に危険な状態ではありますが、こちらは4ユニットが集結している状態で、南軍は1ヘクスに1ユニットずつがいるだけにすぎません。ここで北軍が立て続けにイニシアティブを取れば南軍を各個撃破することも不可能ではありません。そう、史実でもBanksは各個投入されたJacksonの部隊に対して先手を打って勝利しているのだ!

そして私はがんばりました。Banksは麾下の全軍(3ユニット)でWinderに突撃を敢行し、WinderはこれをこらえきれずにRapidan川に向けて敗走しました。損害は両軍同数であったためVP的にはイーブンですが、Culpeper周辺のパワーバランスは大きく北軍に傾いたのです(南軍2ユニット、北軍8ユニット)。

しかし史実どおりに失敗する南軍プレイヤーではありませんでした。すかさずJacksonのスタックにEwellを合流させ、Banksに反撃をしかけてきました。結果はなんと「4DR*」。これはいわゆる「ピンゾロ」の確率で生じる戦闘結果です(そんなバカな~~*1。しかも南軍の損害はゼロでJacksonはそのままCulpeperに進入してしまいました。この時点で南軍のVPは17ポイントとなり、標準ルールの修正を加味したとしても「南軍決定的勝利」となることとなり「南軍プレイヤーが初プレイだから」などと余裕を見せていられる状況ではなくなりました。

北軍最後の反撃

北軍は最後の反撃を試みるべく、利用できるすべての歩兵ユニットを使ってCulpeperにいるJackson(とA.P.HillとEwell)を包囲します(右図)。Culpeperの南軍ユニットもそれなりに消耗/混乱していますので、包囲攻撃すれば情勢は幾分でも改善することができます。残る問題は、北軍がイニシアティブを取ることができるのかどうかと、スタックでの攻撃をおこなうためにはダイスで1を出さなければならないというSigelの「2-4」という能力です。

イニシアティブを取ることはできました。しかも3回も。しかし、運はそこまでで尽き果ててしまったようで、Sigelはその3回のチャンスをすべて無にしました(涙)。こんなのだったら、1ユニットずつ行軍アクションで攻撃をする方がよかったのかもしれません。

その後、WinderがSigelの背後に回りこんだ時点で勝敗が明白になったのでプレイ終了としました。結果はそのまま「VP=17、南軍決定的勝利」でした。

終了時の北軍ディスプレイ

左の図はゲーム終了時の北軍の軍ディスプレイです。健闘空しくJacksonに叩きのめされたBanksの軍団(右側)と、損害も混乱もないまま攻撃をおこなわず、ただ疲労だけを貯めていったSigelの軍団(左側)のコントラストが非常に痛々しい状態です。

Sigelの軍団に軍団突撃させるというのは大きなギャンブルです(攻撃失敗=50%、1ユニット~3ユニット参加=各17%)。基本的にBanksを中心にした攻撃を軸とした総突撃に参加させる方向で機動させるよう心がけるべきなのかもしれません。

全体としてはGCACWの面白さを堪能できる展開でした。肝心なところで移動力が1になってしまう部隊や、折角の局面で言うことを聞いてくれない司令官たちをなだめすかして、できるだけ自軍有利な展開を作り出していくことを要求されました。

引き続き、北軍の作戦を検討したいと思います。

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*1 c)ゲームジャーナル

Last-modified: 2014-10-13 (月) 10:52:14 (1826d)