2003/2/9 シナリオ「From Rapidan To Rappahannock」を対面プレイ。

開始時の状況

筆者は北軍を担当。まずはRappahannock川に全速で退却し、できるだけの守りを固め、少しでも時間を稼いでPotomac軍と合流する方針をとることにする。

前日におこなったソロプレイでは、雨がふることでまったく展開が変わってしまうことがわかっていたので、まずは安定した防御陣地を作った上で、あとはランダムイベントとうまく付き合う、という感じになるのだろうと思っていた。

開始時の状況

Pope、Rappahannock川を渡る

Virginia軍が南軍の攻撃に関する情報を事前に入手したことで、南軍の攻撃がおこなわれる前に退却した歴史を再現する特別ルールのため、第1ターンは北軍のみが移動をおこなう。

北軍の移動力のダイスはさえ渡り(ほとんどが5か6だった)、Rapidan側南岸のLeeを気持ちよく眺めながら、Virginia軍は全軍で速やかにRappahannock川へと移動し約半分が第1ターンに、Rappahannock川を渡った。

そして第2ターンは雨(現在)となったため、引き続き南軍はRapidan川を渡ることができないまま北軍は退却を継続した(北軍も雨のためにRappahannock川を渡ることができなかったが)。

結局、第3ターンに北軍のRappahannock川北岸への退却は完了し、第1ターンに渡河していた一部の北軍部隊は塹壕構築を開始した。

鮮やか過ぎる退却

石壁ジャクソン、最後の戦い

第2ターンの雨の後、南軍はRappahannock川南岸に残っている北軍部隊を追いかけたものの、全体にダイスがふるわず、第3ターン終了時にようやくJacksonがSigelに隣接しただけで、LongstreetはRappahannock対岸の強力な北軍陣地にたどり着けなかった。

第4ターンはJacksonによるSigelへの攻撃で幕をあけたが、この戦闘においてなんとJacksonが戦死。北軍の防衛線に穴があいたものの、南軍はその後立て続けにイニシアティブのダイスに負け(南軍兵士たちもショックを受けたのだろう)、北軍は秩序のある退却に成功した。

主人公、死す!

補給戦

第6ターンにおこなわれる補給判定を前に、Stuartが北軍後方に大きく迂回した。北軍の騎兵はこれに追いつくことができず、南軍はManassas Junction、GainesvilleそしてBristoe Stationに損害を与えて、北軍前線の全ユニットに補給を切断することにあっさりと成功した。

一方、Jacksonの後任のA.P.Hillは引き続き北軍の右翼への攻撃を繰り返し、Waterloo南方でRappahannockの渡河に成功した。しかし、Rappahannock対岸で第6ターンを始めた南軍ユニットは補給切れになってしまうため、A.P.Hillは一度引き返し、次のターンに再度この川を渡ることにした。

LongstreetはRappahannock Station前面に胸壁が完成したのを見て、北にスライドして次のターンに備えることにした。この移動がこのゲームの最も重要な移動だったと言えると思う。

南軍、マナッサスに戻る

大雨

第6ターン、天候は「雨(現在+2)」。騎兵を除くすべての南軍部隊がRappahannock川とその支流によって作られる三角形の中に閉じ込められた形となった。しかもそれはこのターンを含めて3ターン続く。

先のターンに両プレイヤーが神経質になった補給については、まず北軍がManassas Junctionの修理にあっさりと成功したため、北軍の補給は安泰。一方の南軍もStuartの騎兵はすべて徴発に成功してしまい、マップ上に補給切れのユニットはなし、という状態になった。プレイヤーが考えていたほど、このゲームの補給はシリアスではなかったということのようだ。

Rappahannock川が天然の要塞となったことにより、北軍プレイヤーはのんびりと部隊の回復と戦線の整理をおこない、一方の南軍は全軍で更に北を回るルートで進撃を開始した。雨のため倍加した移動コストのため進軍は遅々として進まず、ほとんどの部隊が過酷な行軍から多くのステップを失っていった。Fredericksburg戦の直後にBurnsideがおこなったMud Marchを半年早くLeeがおこなったということかもしれない。

再び雨

雨、降りやまず

3ターンに及ぶ泥の中の行軍の末、南軍はついにWarrentonを奪取し、A.P.HillとLongstreetがようやく開けた場所に集結するに至った。

また、StuartはBull Run BridgeとSangster's Stationに損害を与えることに成功した。しかしその先には、York半島からPotomac軍が次々と移動しており、これ以上の戦果を求めるのは難しい状況となった。

ここで8ターンが終了した。南軍のVPは次の状況だった。

(北軍実質的勝利)11
北軍の戦闘での損失4
南軍の戦闘での損失-5
Culpeper3
Warrenton3
集積所(Manassas Junction)6

終了時の状況

時間が少しあったので、試みに続きをプレイしようと試みたものの、なんと第9ターンの天気は「雨(現在+1)」となり、このターンの途中でゲームを終了することとなった。南軍の敵は北軍ではなく雨だったということになるのだと思う。

少々極端な展開になったものの、ダイスに翻弄されつつ、その中でベストを尽くさなければならない状況こそ、GCACWの面白さのひとつの側面ではないかと、とても楽しく感じました。南軍プレイヤーには非常に厳しい展開になったとは思いますが。

疲労レベルと回復フェイズというシステムがきちんと機能するにはやはり5ターン以上のシナリオが面白いのではないかと思います。その一方で、雨を警戒して天気の良いターンに無理をしてでも川を渡るべきかの決断を迫られたり、逆にランダムイベントなどで思うように動けないままターンが終わってしまうなど、綿密に計算したとしてもその通りにならないことも少なくないのでありますが。

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Last-modified: 2014-10-13 (月) 10:52:08 (1828d)