司令官の活性化アクションの例

図はHere Come The Rebels!のシナリオ「McClellan's Opportunity」開始直後の状況です。シナリオ特別ルールによって最初のイニシアティブを取った南軍プレイヤーは、司令官の活性化アクションを宣言しました。

Step 1

まず、司令官を選択します。

図に含まれる範囲において、司令官の活性化アクションをおこなえるのは、軍団司令官であるLongstreetだけです。Leeは軍司令官であるため、司令官の活性化アクションをおこなうことはできません。

(軍司令官の活性化アクションをおこなえる場合がありますが、これは司令官の活性化アクションとは別物と考えてください)

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Step 2

Longstreetによる司令官の活性化アクションに参加するユニットを選択します。

Longstreetの指揮範囲(3ヘクス)に存在するユニットは5個(Evans、D.H.Hill、F.Lee、D.R.Jones、Hood)です。しかし、F.LeeはLongstreetの軍団に所属していません(兵科マークの横に「L」と書かれていません)ので、ここで選択されることはできません。残りの4個は選択されることができます。

なお、疲労レベルが4のユニットは司令官の活性化アクションにおいて選択されることができませんが、前述の4ユニットはいずれも疲労レベルが4ではないので、選択されることができます。

南軍プレイヤーはEvans、D.H.Hill、D.R.Jones、Hoodの4ユニットを選択することを宣言し、そのそれぞれに「Leader Activation」マーカーを置きました。

続いて、南軍プレイヤーは移動力を決めるために、ダイスを1個ふり、その結果は2でした。HCRにおける、南軍歩兵軍団司令官の移動力は「ダイス1個+2」ですので、今回のアクションにおけるLongstreetの移動力は4になりました。

アクションの途中で移動力を忘れてしまわないように、「Leader Movmenet Allowance」マーカーと、「Active Movement Allowance」マーカーを、Movement Track上の「4」のマスに置きます。

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Step 3

この時点で、活性化されている司令官の移送をおこなえます。

活性化されているLongstreetは、選択されている(Leader Activationマーカーを配置されている)ユニットに移送されることができます。もちろん、そのまま動かずにいることもできます。南軍プレイヤーはLongstreetをD.R.Jonesに移送することにしました。

移送をおこなえるのは、活性化されている司令官だけですが、例外として、同じヘクスにいる軍司令官と方面軍司令官を一緒に移送することができます。この例においては、LeeがLongstreetと一緒にD.R.Jonesに移送されることが可能です。Longstreetだけが移送することにしてもよいですが、Leeだけが移送されたり、LeeがLongstreetとは異なるヘクスに移送されることはできません。

また、移送は移動力を決定した直後にのみおこなえます。つまり、延長行軍や強行軍の判定や、ユニットの移動をおこなうより前におこなわなければならないことになります。

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Step 4

1個目のユニットの移動をおこないます。順番は手番プレイヤーである南軍プレイヤーが自由に決めることができますが、1個のユニットの移動が終わるまでは別のユニットの移動をおこなうことはできません。

南軍プレイヤーはまずEvansを選びました。Evansの疲労レベルは1上がって2になります。疲労マーカーを裏返して2の面を上にします。

Evansは疲弊しているので、疲労レベルが2になる行軍においては延長行軍の判定をおこないます。南軍プレイヤーはダイスを1個ふり、その結果は3でした。南軍ユニットは疲弊の面で疲労レベルが2になる行軍において、延長行軍のダイス修正を受けませんので、延長行軍のダイスは3となり、結果は「NE」(効果なし)となりました。

Evansは混乱状態であるため、強行軍はおこなえません。

南軍プレイヤーは4MPを使い切って、Evansを2608に動かしました。他のユニットの延長行軍や強行軍の判定をおこなうより前に、移動を完了させなければならないことに注意してください。

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Step 5

続いて、南軍プレイヤーはHoodの移動を開始しました。

Hoodの疲労レベルは2に増え、延長行軍の結果は「NE」でした。混乱状態であるため強行軍をおこなうことはできず、Hoodは2610へと移動しました。

司令官の活性化アクションにおいて選択されたユニットは、それぞれ移動力をすべて使って移動することができます。つまり、この例で言うと、選択されている4個のユニットはすべて最大4MPを消費して移動することができるのです(いずれのユニットも混乱状態であるため、強行軍はおこなえず、移動力がこれより増えることはありません)。

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Step 6

次に、D.R.Jonesが移動します。

D.R.Jonesの疲労レベルは2になり、延長行軍の結果はこれも「NE」でした。混乱状態であるため強行軍はおこなえず、D.R.Jonesは3MPを消費して2712に移動しました。

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Step 7

最後に、D.H.Hillが移動します。延長行軍のダイスは6。ダイス修正はありませんので、結果は「1」となり、D.H.Hillは1ステップを失うため、戦力マーカーを「8」のものから「7」のものに置き換えます。

南軍プレイヤーは小河川と小川を使った防衛線を完成させるため、D.H.HillをHoodと同じ2610に移動させました。戦闘力が3以上あるHoodのいるヘクスに進入するためには、1MP余計に消費する必要があることに注意してください。D.H.Hillが3MPしか持っていない場合、移動力の不足によって、Hoodと同じヘクスに進入することはできません。

D.H.HillとスタックしているLeeとLongstreetは、D.H.Hillと共に移動しなければなりません。

もしも、LeeとLongstreetがStep 3において移送されず、EvansとD.R.Jonesとスタックしたままだった場合、LeeとLongstreetが共にEvansかD.R.Jonesと共に移動するか、それぞれ別のユニットと共に移動するかの選択肢が生じました。

以上で選択された4ユニットすべての移動がおわりました。ゲームは次のアクションフェイズに進みます。

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Last-modified: 2014-10-13 (月) 10:51:47 (1826d)